1962年の出発以来、子どもたちの未来、人類の未来を思うその思いから、ただひたすらに真実を求め続けてきた歩みが、いつしか50年という月日を重ね、その歴史を綴ってきた。
「生涯教育」という言葉さえ、まだ耳目に新しかった時代に、道なき道を切り拓いた創設者
野村佳子初代理事長のもとでの40余年、それを真摯に継承した金子由美子理事長のもとでの約10年、野村生涯教育センターの活動は、常に家族ぐるみ、社会ぐるみ、国際社会ぐるみでなされてきた。
その歩みの中で出会い、深い理解と友情、共感と協力を惜しみなく示してくださってきた方々、国外ではユネスコ、OECDといった国連機関、国際機関、ブルガリア、東ティモール、ネパールの駐日大使の方々、長年交流の続く国際ネットワークの方々、海外支部メンバー、国内の各界各層からのご来賓の方々、そして全国各地のリーダー研修生、総勢390名が一堂に会し、3月4日(日)、東京のホテルオークラ「曙の間」を会場に、創立五十周年記念式典が執り行なわれ、その後会場を「平安の間」に移して祝賀会がもたれた。
式典の司会は、当センター人間学研究会副責任者の渡利幸雄さんが、祝賀会は鹿児島連絡所責任者の森利江さんが行った。 |